- 2004-09-11 (土) 3:23
- 生物
耳の働きには左右で違いがあることが、米カリフォルニア大とアリゾナ大の乳児約3000人に対する聴覚測定の研究でわかった。
右耳は主に言語を強調して脳に伝え、左耳は音楽に対して同様の反応をするという。これまでも左右の聴覚機能に違いがあるとする説があったが、耳自体の働きは同じで右脳と左脳の違いによるものと考えられていた。
音を聞いたときに内耳で発生する「耳音響放射」を観測する実験結果の報告です。 「耳音響放射」とは聞いた音を神経に伝達するための信号に変換するときに出る音で、それを観測することで音に対する耳の反応を調べることができるということです。 この実験によって、歯切れの良いクリック音(言語に対応)は右耳、滑らかなトーン音(音楽に対応)は左耳が素早く反応しているということが明らかになったそうです。 これは左脳が言語を、右脳が音楽を司るとされていることとも一致した結果で、研究者は耳の機能の違いが脳の機能をサポートしていると考察しています。
脳が左右で異なる機能を持っていることは一般的に知られていますが、知覚器官である耳がそのことを補佐するようにできているというのは非常に興味深いですね。 脳が先にあって、その機能を最大限に生かすように耳の機能が進化したと云えるでしょう。 ということは眼や鼻も脳を補佐すべく左右別々に進化しているのでは? という疑問が沸きますがどうなのでしょうか?
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