- 2005-03-17 (木) 2:17
- 雑学・知識
天気予報で良く聞く「平年並み」や「平年を大きく上回る」という表現。 今年は花粉が「平年を大きく上回る」飛散量を示しています。 この「平年」っていったい何なんでしょうか? きっと何かの平均だろうということはわかるんだけど、いったいいつの平均なのか? 気になってはいたのだけど、どうせ過去10年くらいの平均なんだよと高をくくっていたのですが、重い腰を上げて調べてみました。
平年値は西暦の一の位が1になる年から30年間の平均で、10年ごとに更新されている。温暖化等の影響もあり、いつまでも同じ平年値では意味が無いためである。これは世界各国の統一の基準として参考になるように、WMO(世界気象機関)で規定されている。
平均とは言っても、単純に足して30で割るわけではない。例えば気温の場合、たまたま他より飛び出た数値が平年値に影響しないように、高い方と低い方のそれぞれ9年分を捨て、残った12年分の平均を計算する。
平年は過去何年という時間の平均値ではなく、西暦の1の位が「1」になる年から30年間をサンプルとして対象、たとえば3月の月間最高気温など、を順位付けして上位9年と下位9年を切り捨てた12年間の平均値が「平年」の数値(例なら平年の3月の月間最高気温)になるわけですね。統計的にもチャンピオンデータ(圧倒的に大きい数字、異常気象だった年など)を切り捨てて順当な30年間の平均を算出しているようです。
このやり方で気になるのは10年に1度しか「平年」が変わらないこと。 今使っているのは1971年~2000年までの30年間から算出された「平年」ですが、これは2001年から2010年までの10年間使われるわけですね。 平年って毎年刻々と変わっているモノだと思っていました。 よくよく考えると、平年が去年の数値を毎年含んでいると、「去年が平年並みだったから今年は暑く感じるね」などといった表現がおかしいことになってしまいますね。 逆に言うと10年ごとにやってくる平年の入れ替わる年は気象予報士のコメントがちょっと変わってくるかもしれませんね。 ちょっと考えすぎかな?
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「平年」って
天気予報を見ていると、「桜の開花が平年より○日遅い。」等々、「平年」という言葉をよく使う。



