- 2005-03-19 (土) 12:43
- 生物

東大教授が地図などをおるために発明した簡単に開閉できる折りたたみ方「三浦折り」。 最近では人工衛星の太陽電池などの折りたたみに使用されたことで有名ですが、この折りたたみ方とおなじ方法が自然界でも使われていることがわかったという報告です。
研究チームは、セイヨウシデという落葉樹の葉が芽の時に、葉脈を折り目にして三浦折り状になっているのを発見。端から順に折られていくのではなく、成長過程のある時に、葉全体に力がかかって一様に折り畳まれることがわかった。
三浦折りは写真を見て頂くとわかるように、平行四辺形を組み合わせたカタチにおり上がります。 これによって折られた紙に水平方向の力が加わるとスライドして折りたたまれる。 その逆に引けば簡単に広がるという性質を持っています。 力を立体的にかけなくても広がるために、自然界では有効な折りたたみ方であるといえそうです。
実際に見つかったのは植物の若葉や花びら、昆虫の羽。 特に若葉では葉脈に沿って折りたたまれていたそうです。 葉っぱに平行に走る葉脈は平行四辺形を作るのに適していますね。 実際には広げるときに効率が良いと云うよりも、成長の過程で折りたたみとそのコンパクトさがつぼみやさなぎという限定されたスペースで有利だったのかもしれませんね。
その折りたたみ方を自然界から学んだわけでなく見つけた人間もたいしたものですが、それを見つけて喜んでいた人間をみて虫たちはどんな気分だったのでしょうか? ちょっと気になりますね。
三浦折りは紙一枚あれば簡単におることができます。 折り方はこちらのページで写真入りで紹介されています。 知っていると便利だったり自慢できたり(?)するので、興味のある方はご覧くださいませ。
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