- 2005-05-20 (金) 2:16
- 生物
「イチゴのつぶつぶはタネじゃない? イチゴの秘密」「タマネギの食用部分の正体はなんと!? 球根の秘密」に続く身近な不思議シリーズ第3弾。 今回の主役は大根です。
大根はにんじん・ゴボウなどと並んで「根菜」というカテゴリに入れられていますが、実はニンジンやゴボウ、ショウガなどと食べている部分が少し違います。 大根は厳密には根でもなければ茎でも無いのです! ……ではなんなのでしょうか?
大根といえば根っこですよね。 僕もそう信じていたのですが、もしかしてあの毛みたいのが根で大根本体(?)は茎かな?と思ったのですが、それも間違っていたのです。
ダイコンは、根と茎が貯蔵のために太ったもの。写真のダイコンでは、左2/3が根で、右1/3が茎にあたる。根の部分には、横に側根の痕の列が2つある。
大根は茎でも根でもなく、3分の1が茎で3分の2が根。 可食部は「茎と根の両方からなる」ということです。 茎と根といえば明確な差があるのが普通ですね。 大根にはそれがない。 これは意外でした。 青首大根では比較的わかりやすく、青いところが茎、白いところが根だそうです。
ちなみに例で出したニンジン・ゴボウは根を食べています。 また、ショウガは地下茎で茎を食べていることになりますね。 さらにイモ類に目を向けるとジャガイモは地下茎でサツマイモは根だそうです。 イモ類は全部地下茎だと思っていたのでこれもちょっと意外でした。
また、大根に生えている細い根のようなものを「側根」と呼びます。 この側根の生え方ってご存じですか? 普段絵に描くときにはまんべんなく生えているように書きますね。 そしてイラストなどでもそうなっています。 しかし、これも誤解されているようです。 大根の側根は縦2列に並んで生える。 この方向は双葉が伸びた方向と一致するそうです。 つまり、大根の毛は縦方向に並んで生えている。
しかも側根は根からしか生えないので白いところからしか生えません。 ですから、まっすぐ成長した大根にはきれいに毛が長軸方向平行に並んで生えています。 しかし、曲がると毛が回転したようにして生えるわけですね。 売り場で確認してみると面白いかも知れません。 まっすぐの方が美味しいという保証は全くありませんが。
- Newer: 黒い顔・低音の新種サル、タンザニア高地で発見
- Older: タマネギの食用部分の正体はなんと!? 球根の秘密



