- 2005-06-05 (日) 13:05
- 生物
クローン羊ドリーの成功で知られる英ロスリン研究所は3日、遺伝子組み換え技術を使い、がん治療用のタンパク質(抗体)を白身に大量に含む卵を鶏に産ませることに成功したと、米英のバイオ企業2社と共同で発表した。動物の体を製薬工場に見立てて、がんの薬の大量生産に結び付く成果としている。
ガンを叩くことができるタンパク質を卵白に含むタマゴを生ませることに成功したという報告です。 報告ではこれまでの報告を大幅に上回る含有量であり、5年後には本格生産が可能になる見通しだということです。
すでに実現している乳に含ませて分泌させる方法よりもコスト面で有利と見られていて、ガンの薬を大量生産する技術として注目されているようです。
記事のニュアンスでは、このタマゴをガン患者がそのまま食べると云うよりも卵白を精製して抗体となるタンパク質を抽出して使うような印象ですね。 有効成分がタンパク質である以上、タマゴを調理して食べるのでは変性してしまうために抗体としての機能が失活してしまいますね。
コスト面で牛乳に比べて卵白が有利というのも抽出の過程でかかるコストが異なるためだと考えられますね。
ガンの抗体が作れるのであれば、これだけではなくワクチンになる抗体なども生産可能になるのではないかと期待できそうですね。 鶏は将来、抗体生産の要になったりするかも知れませんね。
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