- 2005-06-06 (月) 22:45
- 工学・技術
シャープは6月6日、プラズマクラスターイオンが致死率の高い浮遊高病原性「H5N1型トリインフルエンザウイルス」の働きを抑えることが実証できたと発表した。空気清浄化技術は多くあるが、同ウイルスへの効果を実証したのは初めて。検証を担当したのは、ロンドン大学医学・歯学部のジョン・オックスフォード教授と同氏が設立したCLP適合機関レトロスクリーン・バイロロジーだ。
シャープが開発したプラズマクラスタイオンが空気清浄化技術で初めてH5N1型トリインフルエンザウイルスの感染力を99%減少させる効果があることが解ったという報告です。
プラズマクラスタイオンは正電荷と負電荷(+と-ですね)を帯びた粒子を空気中に放出する技術ですが、寿命の短い荷電粒子の寿命を長くするために水をその表面にクラスタ上に配置したものです。
この中心にある負電荷粒子がH5N1型トリインフルエンザウイルスの表面から水素イオンを奪い取ることで表面構造が破壊され感染力がなくなるというメカニズムを明らかにしています。 その効果は感染力を99%低減させるというもので、人に感染すると高い致死率を示すと考えられるH5N1型ウイルスの予防としては素晴らしい効果ですね。
プラズマクラスタイオンはこのほかにもこれまで26種の細菌やカビ菌、アレルゲンなどにも効果を示すことが解っています。 この一覧がシャープニュースリリース下の方にあります。 様々な研究機関で研究されていることに驚きました。 それだけ期待されていると云うことですね。
プラズマクラスタイオンというと、少し前に流行った「マイナスイオン」と混同してしまいがちですが、異なるものだという認識であった方が良いかもしれませんね。 結局マイナスイオンがなんなのかよくわからないままブームが去って(?)しまったんですが、マイナスイオンと違ってプラズマクラスタイオンでは科学的に効果が分析されていて嬉しく思います。
また、プラズマクラスタイオンを放出するためのユニットは57mm x 21.5mm x 31mmと小さく、年間連続運転でも電気代が100円としています。 どこにでもというわけにはいかないかも知れませんが、殺菌作用による脱臭作用もあるので普及することが期待されますね。
参考URL:
ニュースリリース:シャープ
ニュースリリース 詳細:シャープ
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