- 2005-06-16 (木) 22:44
- 健康
シイタケから抽出される「レンチナン」という高分子多糖体のβ-1,3-グルカンは以前から片寄った免疫応答を修復する働きがあるとして、がん免疫療法などに使用されてきた。しかし、高分子量なので腸管から吸収されにくく、経静脈的に投与するしかなかった。そこで、レンチナンをミセル状に微粒子化したところ、経口摂取でも抗アレルギー効果を発揮することが分かった。研究結果は6月10日、第5回日本抗加齢医学会総会で、明治鍼灸大学眼科の山田潤氏が発表した。
シイタケの成分であるレンチナンという多糖体は、免疫応答を回復させる効果が確認されていました。 しかし、高分子であるため吸収効率が低かったために、ミセル状の微粒子にすることで吸収力が向上させる処理をしたところ、抗アレルギー効果を新しく確認したという報告です。
春先に目のアレルギーを訴える患者60名を対象に微粒子化したレンチナンと処理していないモノを与えたところ、アレルギーの改善を自覚症状としても免疫グロブリンの濃度でも確認したということです。 花粉、ダニに対する抗原特異的IgE値の変化の割合を調べたところ、1ヶ月で10%の減少、2ヶ月後にはさらに低下したということです。
もともとシイタケに含まれる成分で、体に害はなく副作用もないと考えらているようです。 来年の春前には甜茶やヨーグルトと並んで花粉症対策食品として期待できるかも知れませんね。
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