- 2005-07-06 (水) 23:56
- 生物
大豆油、ひまわり油など植物性の不飽和脂肪油は、コレステロールを下げ心臓病予防にいいとされてきた。しかし、使用法によっては、かえって体に害を及ぼすおそれがあるから、気をつけたほうがいいと米ミネソタ大学の教授、サーリ・ツァラニー博士(食品化学,栄養生化学)が警告している。
健康によいと考えられている大豆油やひまわり油を揚げ油などとして繰り返し使用することで、有害な物質が発生し蓄積されるために健康を害する結果になることがあるために注意が必要だという報告です。
揚げ油など高温で使用することで発生する有害物質は、HNE(4-ヒドロキシ-トランス-2-ノネナール)という物質で、心血管疾患、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、ハンチントン病、肝疾患および癌のリスクが増大することが知られています。
さらにこのHNEは化学的に分類するとアルデヒドと呼ばれる構造を持っています。 アルデヒドというと聞いたこともないという印象かも知れませんが、アルコール摂取の後の酒臭さの原因は分解する最中で発生するアセトアルデヒドが原因です。 お酒の強さはこのアルデヒドを分解するアルデヒド脱水素酵素の活性で決まっています。 パッチテストなどで判定するのはこの酵素の強さですね。
さて、HNEもアルデヒドだと云いました。 HNEも例外ではなくアルデヒド脱水素酵素で分解することに代わりはありません。 ですから、お酒の弱い人はよりHNEの害を受けやすいわけです。 アルデヒド脱水素酵素の活性とHNEの関係を調べた実験では、活性が弱いとHNEが分解されず細胞が死滅する様子を観察しています。
意外なところでお酒の強さが出てきて驚きましたが、植物性油は揚げ油につかった後で炒め物に使ったりしないこと。 特にお酒に弱い人は注意が必要だと自覚しておいた方がよいでしょう。
アルコールを分解する酵素のことは知っている人が多いと思いますが、その酵素が生体内で単純にお酒を分解するだけでなく、様々な毒素(アルデヒドは基本的に毒素として働きます)から逃れるために必要だということが解る非常に興味深い話題だったと思います。
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ヘルシーな植物油も使い方次第でアルツハイマの原因に?
Orbium -そらのたま-からの引用
植物油がアルツハイマの原因に!? 酒弱い人は特に注意 [Orbium -そらのたま-]
元ネタはこちら
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