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熱中症予報で危険度最高の「原則運動中止」が関東以南全域に

  • 2005-07-28 (木) 3:15
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熱中症警報、九州各地、静岡、栃木、茨城の各県に「原則運動中止」の時間帯

環境省の熱中症予防サイトによると、7月27日8時現在、九州各地、静岡、栃木、茨城の各県に「原則運動中止」の時間帯があるとの警報が出されている。
「原則運動中止」は、5段階で示される熱中症警戒レベルで最も高い段階。各県とも12時あるいは15時の時間帯に集中している。特に、台風一過の地域では、後片付けなどの作業に従事する場合、この時間帯は避けた方がいいようだ。

7月ももうすぐ終わり、夏本番を迎えようとしていますが、夏本番は熱中症の季節でもありますね。 この熱中症予防サイトで環境省が行っている熱中症の予報についての話題です。

環境省の熱中症予防情報サイトでは、熱中症の危険度を5段階で評価しています。 危険度の低い方から順に、「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「運動は原則禁止」となっています。 この危険度はWBGT温度という指標で計算されていて、その式は

屋外:WBGT = 0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
屋内:WBGT = 0.7×湿球温度+0.3×黒球温度

というものです。

乾球温度はいわゆる気温(空気の温度)、湿球温度は湿度を反映した気温(湿度が100%だと乾球温度と一致する)ですね。 黒球温度はその名の通り黒い球体の中に温度計をおいた黒球温度計で測るもので、 「太陽の直達日射量」と「大気の散乱による日射量」を測ることができます。
これら3つの温度を見ることで熱中症と関係のある「湿度」「輻射熱」「気温」を測ることができるわけです。 これらを前述の式に当てはめた値がWBGT温度と呼ばれています。 WBGT温度が31℃以上だと「原則運動中止」になるそうです。 この環境では皮膚温より気温の方が高くなることがわかっているので、熱中症になる危険性が非常に高くなっています。

この記事では九州各地、静岡、栃木、茨城となっていますが、7月28日の予想では千葉以外の首都圏、滋賀以外の近畿、東海三県(愛知・岐阜・三重)、四国、富山、岡山、宮崎、沖縄に「原則運動中止」の予報が出ています。 関東以南では出ていないところの方が少ないくらいですね。 出ていないところでもWBGT温度が30℃という予報のところがありますから、油断できませんね。
いずれの地域でも12時から18時の日中にWBGT温度の上昇が見られるので、昼間太陽の高い時間には表で運動を行わない、どうしても行う場合には水分の補給をこまめに行うことが大切ですね。 屋内にいても水分の補給をこまめにした方が良いかも知れませんね。 熱中症はちょっとした気遣いで回避することができるので、出かける前に熱中症予防情報をチェックして、注意してみるのが良いと思います。 倒れてからでは遅いですからね。

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