- 2005-09-01 (木) 20:04
- 医療
「携帯電話と聴神経腫瘍の関連性,最初の10年間は認められず」,英がん研究所
英国のがん研究所Institute of Cancer Researchは,携帯電話と聴神経腫瘍の関連性について調査した結果を,英国時間8月30日に発表した。それによると,携帯電話を使用して最初の10年間は,聴神経腫瘍が発生する大きなリスクはないという。
10年間の携帯電話の使用による発ガンのリスクはないことがわかったという報告です。
調査の対象になったのは、聴神経腫瘍の患者678人と健常者3553人の北欧とイギリスの携帯電話ユーザ。 携帯電話の試用期間・通話時間・頻度・機種・ハンズフリー装置の有無を調べたということです。 この結果、10年間程度の携帯電話の使用と聴神経腫瘍の間に相関は認められませんでした。
さらに、アナログ通信であってもデジタル通信であっても変化はなかったということです。
しかしながら、10年以上の使用となると携帯電話の普及がまだまだだったことなど、調べることができないため、未知の領域としています。
携帯電話とガンの関連性については国内外で調査研究がなされています。 日本での研究でも、アメリカにおける研究でも脳腫瘍のリスクを上げないという結果になっています。
しかし、いずれの研究でも10年を超える長期の使用については言及されていないのが現状で、長期使用と腫瘍の関係についてはグレーというのが統一見解だといえそうです。
言及を避けているということは、10年以上経過したときにもリスクに変化がないとは言い切れないということなのでしょうね。 科学的・統計的な裏づけがないというだけで、公表はできないのは良くわかりますが、経験的にどう思うのか研究者・医師の本音を聞いてみたいです。 また、単純な使用年数などだけではなく年齢・性別などに関しても調査して欲しいですね。
日本ではそろそろ10年くらい使い続けている人が増えてきているのではないかと思います。 10年を12年、15年と少しずつ伸ばしていくためにも継続的な調査が行われることを期待します。
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