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チンパンジーとゴリラよりチンパンジーとヒトの方がよく似てる!?

チンパンジー、ほかの類人猿よりむしろ人間に近い=米研究

チンパンジーとほかの類人猿との関係を調べた米ジョージア工科大学の研究者チームによるリポートで、チンパンジーと人間との関係は、チンパンジーとそのほかの類人猿との関係よりも、より密接である可能性があることが分かった。

チンパンジーがゴリラやオラウータンなどの他の類人猿と比べて、遺伝的により人間に近いことがわかったという報告です。

この記事には具体的なことはほとんど書いていないのですが、チンパンジーが、ゴリラやオラウータンよりも人間に近い遺伝学的証拠を発見したとしています。 おそらくゲノム規模で遺伝子を元にした系統樹を書いたときにチンパンジーが人間に近いということなのではないかと思います。

そもそも、チンパンジーとヒトのゲノムはよく似ていることが知られており、当初5%ほどしか違わないといわれていたのですが、両者のゲノムが解読された後に調べてみるとたったの1.44%しか違いがないということがわかりました。

しかし、染色体レベルでの詳細な比較を行うと、22番染色体の場合チンパンジーとヒトでは83%の遺伝子で違いがあること、遺伝子をコードしていない領域でも6万カ所以上の違いがあることがわかったという報告があり、これらの違いによってヒトとチンパンジーの違いが生じているのではないかと考えられています。

今回の報告では、分子時計を用いて遺伝子解析を行った結果から、ヒトとチンパンジーはほかの類人猿と比べて緩やかな進化を遂げていることがわかったというものです。 分子時計とは、数種類の生物から取り出した同じ遺伝子についてどれだけ変異が起こっているかを調べることで、進化学的に分岐した年代を推測するというものです。
それによると、ヒトとチンパンジーは他の類人猿と比べて非常に近縁であったということです。

ゆっくりとした進化というのは情報が少なくてよくわからないのですが、ヒトとチンパンジーの分岐した年代はある程度わかっていて、その年代から推定できる変異の起きる割合よりも少ない変異しか持っていなかったということから、この結論が導き出されたのかなと読みました。
# 本当は論文を読むべきなんですが、さぼりました。

チンパンジーとヒトが近縁だということがわかったことで、チンパンジーとヒトとの遺伝的な違いを詳しく知ることの意味がより大きくなるのではないかと思います。 まだまだ染色体レベルでの違いも22番染色体とY染色体程度しか出てきていませんが、それを詳しく知ることでヒトはどうしてヒトになったのか、そのきっかけは何だったのか知ることができるかもしれませんね。

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