- 2006-03-18 (土) 3:04
- 生物
ゲンジボタルが光を放つ仕組みを理化学研究所などのチームが解明し、16日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。発光物質や反応をつかさどる酵素は知られているが、どのように反応するかを初めて突き止めた。
ホタルや一部のクラゲ、ホタルイカなどが発光するメカニズムを分子レベルで理解したという話題です。
ホタルの発光についてはルシフェリンとルシフェラーゼがATPの分解を伴って反応することによって起こることはわかっていましたが、分子的にはどのように反応しているのかわかっていませんでした。 また、同じ反応でも生物種によって光の色が異なるという謎がありました。
この報告では、ルシフェラーゼがルシフェリンを囲い込むようにして反応していること、その囲い込みの強さ(具体的にどのようなことなのかは記事からではわかりません)によって光の色が変化することがわかったとしています。
ルシフェラーゼとルシフェリンの反応による発光はエネルギーの約9割を光エネルギーに変換できるエネルギー効率に優れたものであるためにこのメカニズムの解明と色の変化の理解は工学的な応用への道も開いたと言えそうです。
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