- 2007-05-22 (火) 23:32
- 天文学
How to survive in a black hole
So there you are: you discover that your spaceship has inadvertently slipped across the event horizon of a black hole — the boundary beyond which nothing, not even light, can escape the hole’s fearsome gravity. The only question is how you can maximize the time you have left. What do you do?
あなたの乗っている宇宙船がうっかりブラックホールの縁から滑り落ちてしまったとします。もちろん、ブラックホールのもつ重力からは光さえも逃げることのできません。
ここで唯一の質問は、あなたに残された時間をいかに長くするかということです。あなたは何をしますか?
もし万が一ブラックホールに落ちてしまったらどうするのが最も適切かということを解説しています。日常的にはあまりない状況ですが、いざというときのために知っておいた方が良いのではないかと思います。転ばぬ先の杖ってやつです。
一般的にブラックホールの中では景色は流砂のように見えて、もがけばもがくほど状況は悪化すると考えられています。これはロケットエンジンで逃げだそうとしても無駄なだけではなく、より速くブラックホールの中心にたどり着く助けになってしまうされているためです。
つまり、外側に向かって加速しているつもりでも中心に向かって加速してしまうと言うことですね。だから、動かないでじっとしているのが一番だというわけです。
ちなみに銀河系の中心にある巨大なブラックホールならば、中心に落ち込むまで数時間あるそうです。きっとその前につぶれてしまうだろうけど。
しかし、シドニー大学のG. LewisとJ. Kwan はこれは神話だと主張しています。これまでの解析はモデルとして、ブラックホールの縁でじっとしている状態から落ちることを想定して行われていることがほとんどで、これは現実的ではないためにこう主張しています。
たしかに、実際に落ちるときには縁でじっとしているということはあり得なく、何らかの速度を持っているはずです。ですから、万一ブラックホールに落ちてしまったら落ちる前の速度をキャンセルする方向にロケットを進めるべきだ主張しています。これによってモデルとなっている自由落下(のようなもの)に近づくことができるわけですね。
というわけで万が一、宇宙旅行中にブラックホールに落ちてしまったらあわてず騒がず直前の速度と向きを計算してそれに逆行する航海をして見かけゼロ速度にするようにしてください。そうすれば多少ですがブラックホールの景色を満喫できるかもしれません。
もちろん、落ちないに超したことはないわけですが。
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Comments:5
- しらね 07-05-23 (水) 16:54
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落下速度と重力の関係で、落下者の主観時間が果てしなく伸張される、っていうネタを使ってたSFがあったのを思い出した。事象の地平面を超える前の話だったと思うけど。理論的にどこまで正しいかわからんが。
- 匿名 07-05-25 (金) 14:16
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漫画だけど、星野之宣『2001夜物語』の中に似たようなテーマのがあるね。
SFで、こんなドラマチックな話が作れるんだと、素直に感動した。 - 匿名 07-05-26 (土) 7:34
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ホワイトホールからでテクルンだよw
- 匿名 07-05-27 (日) 1:07
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ブラックホールなんて要するに重力のひずみだから、
落っこちたらぺっしゃんこなんじゃないの - とし 07-05-27 (日) 15:23
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SF好きだっていうといろいろこの手のネタはあるんでしょうねー。一切読んだことがないので、ブラックホール用語がわからなくて原文を読むのが大変でした(苦笑) たとえば「事象の地平面」とかね。
というわけで詳しいことがよくわからなかったので、ナ無しさんのコメントは大変ありがたかったです。ありがとうございました。
万一落ちたら歪む星空を眺められるくらい余裕があると良いですよねー。でも苦しいなら早く楽になった方がいい気もしますね。



