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プラスチックを長持ちさせるコツ フィギュアは触れない方がいい。

Plastics for posterity

Many environmentalists would tell you that plastics, such as those that litter our oceans and landscapes, last for ever. But ask the collectors and museum curators who have gathered at London’s Victoria and Albert Museum this week, and they will say the opposite.

多くの環境学者たちは海や大地にばらまかれたプラステックは永久に分解されずにそこにとどまり続けると主張する。しかし、今週ロンドンVictoria and Albert美術館に集まったコレクタたちはそれは間違いだというだろう。

ロンドンにあるVictoria and Albert美術館でプラスチックのフィギュアコレクタの集会があったそうです。これは即売会などではなく、いかにして劣化させずに樹脂製のフィギュアや美術品を保存するかという勉強会だったようで、その様子が記事になっていたので、簡単にまとめてみました。

プラスチックは一般に安定していて分解されにくいものと捉えられているが時々刻々劣化していくことを防ぐのが大変難しい素材なのだそうです。プラスチックの劣化によって、その文化的な価値、収集品としての価値は著しく低下してしまい、大きな損失になってしまうため特に美術品についてはその品質の保持は大きな問題になっているんですね。

プラスチックはまだまだ石膏やガラスに比べ素材としての歴史は浅く、美術品としては比較的新しいものばかり。しかし、その劣化の速度は大変速くガラスや石膏のように長持ちしない素材であるというのが学芸員やコレクタの共通した認識なのだそうです。
美術品とまで行かなくてもダースベイダーのフィギュア(最初の公開の頃のものだったら25年くらい前?)などもひどく劣化したものが多く、良い状態のものはほとんど無いといって良い状況だそうです。

劣化の原因は素材によって異なります。
現在最も多く使われているポリ塩化ビニルでは、軟化剤として使われているフタル酸エステルが劣化の大きな原因で、フィギュアが酸性条件下におかれた場合に、軟化剤が白い結晶として表面に浮き出てきてしまいます。黒いプラスチックの表面の光沢が無くなるのはこのせいなんですね。

気になる防止法ですが、一番簡単なのは冷凍庫に入れておくこと。
しかし、それでは普段見ることはできない。せめてケースに入れておきたいという場合は活性炭を一緒に入れておくのがオススメ。活性炭には表面に細かい孔があいていて、この孔に酸素が吸着することでプラスチックの酸化を防いでくれるというわけです。
この理論で行くとフィギュアをなで回したりするのは厳禁ですね。皮脂は弱酸性なので、酸性条件下になり劣化に最適な状態を作ってしまいます。

現在作られているプラスチックも劣化問題を同じように抱えているそうです。この問題を克服するために様々な試みがあるようですが、あまり身になってないのかな? 劣化することがあまりないとふつう考えられているプラスチックですが、これを機にちょっとつきあい方を考えてみると良いかもしれませんね。

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