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どうして白目が必要なのか

中日新聞:<人には聞けない>白目、いらないのでは :科学(CHUNICHI Web)

<Q> 黒目で物を見るのなら白目はいらないのでは?
<A> 白目は必要なんです。サルや犬、ハムスターなどの動物も目立たないけれど白目に当たる部分があります。

イヌの目は黒目がち

目は黒目で光を受けて網膜まで通すレンズの役割をしているのだからいらないんじゃないか?という疑問です。たしかにイヌやネコなどの動物は黒目がちで白目が露出していないことが多いですね。
そもそも疑問として黒目だけでもいいんじゃねえの?っていうのがすごくおもしろかったので取り上げてみました。黒目しかなかったらもう少し広い範囲が見えるのかな?とか思ってしまいますね。実際にはちょっと違うかと思いますが。

白目の単純な生物学的な役割だけではなく、ヒトにだけあるちょっと意外な役割も。

医学的というか、生物学的にいうと白目は重要な役割をもっています。まず、白目の正体は結膜という膜(まぶたの裏までのびている)を通して強膜という眼球を覆う堅い膜が透けて見えている部分です。この胸膜は眼球を丸く維持する役目を持っています。

また、透明な細胞からできている黒目には血管がありません。白目は黒目に栄養を与えるため、血管を黒目の縁まで伸ばしている領域といえます。栄養と酸素の供給という意味では白目の血管だけではなく、涙も重要な役目を果たしています。ちなみにコンタクトレンズの連続装用などで涙が不足した状態が続くと角膜に血管が進入していってしまいます。瞳にまで進入してしまうと視界が悪くなったり視力低下の原因になります。

白目の役割はおおざっぱにいうとこんなもんなのですが、白目の真ん中にある黒目にはコミュニケーションを取るときに重要だというヒトならではの役割もあるのではないかと考えられています。
ヒトは他人の視線を敏感に察知することができます。視線で合図をしたり、人の見ている微妙な方向を知ることができるのも白目があるからだというのですね。瞳がどこを向いているのかすぐにわかるように進化したという説があるそうです。

たしかにサルまでは白目が少なく黒目がちな動物ですが、ヒトは個人差はありますが白目が普段から見えています。人間のようなコミュニケーションを取るようになって「視線」というファクタが重要になってきたのだとしたらおもしろいですね。飼い猫や飼い犬に目線で合図をしたりすることがありますが、それは理解できないってことなのかな? それとも単純に黒目が動くから追いかける?

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