- 2008-03-13 (木) 2:31
- 生物
Dino-Era Feathers Found Encased in Amber – NATIONAL GEOGRAPHIC
Seven dino-era feathers found perfectly preserved in amber in western France highlight a crucial stage in feather evolution, scientists report.
西フランスで琥珀の中に封じ込められた恐竜時代の羽毛が見つかったという報告です。
この羽毛には現代の鳥が持つダウンのように中心に軸があり、その周りに羽枝を持っていました。これまでに見つかっている恐竜に生えていた原始的な羽毛は糸状のものであるとされていて、新しい発見だと考えられているようです。
発見された羽毛は約1億年前のものであり、2本足で歩く恐竜とともに見つかった糸状の羽毛と現代の鳥が持つ羽毛の特徴を兼ね備えているそうです。このことから、この羽毛は進化をたどるカギになると考えられています。つまり、羽毛の生えた恐竜が持つ原始的な糸状の羽毛から現代の鳥類の持つ羽毛(ダウン)へと、進化を考えるために重要なものだということです。
ちなみに年代的にいうと、最古の飛べたと思われる鳥類(Archaeopteryx)に比べて5千万年ほど新しいものになります。
この羽毛自体、恐竜のものなのか鳥類のものなのかよくわからないようです。
しかし、この琥珀が発見されたすぐ上の地層では羽毛を持つ恐竜の化石が見つかっています。そのために琥珀の中の羽毛は恐竜のものである可能性が高いのではないかと指摘しています。
研究者らはこの羽毛では飛べなかっただろうという見解を持っているようで、主に寒さをしのぐための進化を成し遂げた形なのではないかと考えているようです。ただし、研究者らはこの発見が恐竜から鳥類への進化が確かなことを示す非常に重要なものだと確信しているようです。
恐竜が鳥の祖先だという話が一般的になってきてしばらく経ちますが、羽毛の進化に関して過渡的なものが発見されたのは初めてのことになります。それが化石に残った痕跡としてではなく、琥珀の中から発見されたというのはまた神秘的ですね。
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