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パンダは7本指だった

パンダの手

じっと手を見つめるパンダ

白と黒のボディで愛くるしい仕草、笹を食べることでおなじみのパンダ。 ここのドメインを見て頂ければわかりますが、管理人はパンダが大好きです。
そんなパンダは1869年にフランス人牧師によって農家の毛皮という形で発見(?)されました。 飼育が始まったのが1937年なので、まだまだ見つかってから130年、飼育が始まってからまだ60年しかたっていないことになります。

実際に上野動物園で誕生したトントンが当時オスだと思われていたのにメスだったり完全に把握できている動物ではないんですね。 もちろん専門的にだけではなく、一般的にも白黒のキャラクタイメージが先行していて本当のパンダがどんな生き物なのか知らない、実物を見たことがないという方も多いのではないかと思います。

そんなパンダ、「指が7本あるんだよ」と聞いたらどう思いますか?

パンダには、「六指突起」という特殊な「親指」があるのです。右上の図の6番目の部分がその突起です。これは、進化の過程で手首の骨の一部が発達してできたものです。5本の指とちょうど向かい合った位置にあるため、これで細長い竹を器用にはさむことができるのです。このパンダの「親指」は、指のように動くと考えられていたですが、最近の研究によると、単なる肉球で、指のようには動かない、ということが発表されています。
 また、さらに7番目の指とも言える肉球についても、竹をはさむ際に重要な役割を果たすことが分かっています。

・・・指が7本あるわけではなく、指のように使うことができる骨の突起と肉球が他の5本と向かい合うようにしてあるわけですね。 手首の骨(手根骨)が進化したものが「6本目」、肉球が「7本目」だといえそうです。

パンダといえばジャイアントパンダなのですが、レッサーパンダにも「6本目の指」があるようです。 レッサーパンダも笹を主食にしているので同様の進化をしたのでしょう。
分類学的にはレッサーパンダはクマ科に属していて(以前はアライグマ科でした)、パンダはクマ科にするかジャイアントパンダ科を作るかで諸説あるようです。
ジャイアントパンダが発見されるまでパンダといえばレッサーパンダだったそうですが、ジャイアントパンダの出現によって「lesser」の冠をいただいてしまったという過去があります。 でも実はレッサーパンダもパンダに負けず劣らずかわいい

ちなみに肉球は正式名称が「蹠球(しょきゅう)」といって、哺乳類の食肉目に属している生き物(イヌ、ネコ、クマ、イタチなど)にあるということです。 アザラシ・アシカも食肉目ですが、彼らには肉球ついてないでしょうね。

参考URL:
パンダ図鑑
ジャイアントパンダ
東京都の動物園&水族館
ジャイアントパンダ
レッサーパンダ
肉球豆知識

Comments:2

麻理 05-04-12 (火) 7:06

こんにちは。私もパンダは大好きです☆ 
第6の指は橈側種子骨(とうそくしゅしこつ)といいまして、昔から「偽の親指」といわれているものですね。第7の指と言われているのは副手根骨(ふくしゅこんこつ)でして、これも立派な骨なんです(イヌやネコ、ウシ、ウマなども持ってますよ)。
この7つの指を使ってパンダが物をつかむメカニズムは、日本の遠藤秀紀教授が解明して世界的に注目されました。興味をお持ちでしたら『パンダの死体はよみがえる』(ちくま新書)をお薦めします。

とし 05-04-12 (火) 16:29

> 麻理さん

ふむふむ。 7本目にもきちんと骨があるんですね。
しかもイヌ・ネコ以外にウマ・ウシまで。

「パンダの死体はよみがえる」は興味を持ってるんですが、
まだ未読なんですよー。
是非読みたいと思います。

貴重なコメントありがとうございました!

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