- 2005-06-02 (木) 5:10
- 健康
ラットを使った実験で、牛乳とレモンを組み合わせて摂取すると、それらを摂取しないときに比べ、カルシウムの吸収率が約30%以上アップすることが、静岡県立大学教授の横越英彦氏とポッカコーポレーションの共同研究でわかった。
実験では、(1)基本食のみ、(2)基本食とレモン果汁2%、(3)基本食と牛乳8%、(4)基本食と牛乳8%+レモン果汁2%を、それぞれ6匹のラットに4週間食べさせた。すべての食事に含まれるカルシウムの濃度は0.3%に統一。その後、摂取させたカルシウム量と、糞や尿中に排泄されたカルシウム量を測定し、吸収率を算出した。
牛乳とレモンという一見食べ合わせの悪そうな組み合わせがカルシウムの吸収率を大幅に上げる効果があることが解ったという報告です。 実験ではマウスの食事に牛乳とレモンを同時に与える、片方だけ、両方与えないの4通りで4週間飼育してカルシウムの排出量を計測するという方法を取っています。 このとき、カルシウムは牛乳からだけではなく、基本食からも吸収できますね。 その総合的な吸収率を評価しています。
結果、牛乳とレモンを同時に与えたマウスでは、どちらも与えないマウスよりも20%以上多く吸収し、牛乳だけを与えたマウスよりも8%多く吸収できたと云うことです。
この結果をふまえてより直接的な吸収を評価するために、十二指腸にカルシウム濃度を一定にした牛乳 or ミネラルウォータ+レモン(あり・なし)を4通りの組み合わせでいれたところ、レモンがカルシウムの吸収を促進させる役割があることが示唆されたと云うことです。 この仕組みとして、レモンに含まれるクエン酸のキレート作用ではないかと考察しています。 簡単に言うとクエン酸がカルシウムイオンを抱き込むことで、吸収しやすいマイルドな形になるということでしょう。 キレートレモンなんて清涼飲料水がありますが、あれもこの原理を応用したサプリメント飲料ですね。
牛乳とレモンなんて直感的には牛乳が分離してしまいそうな組み合わせですが、牛乳のカルシウム吸収を高める適切なコンビだったと云うことです。 でも、柑橘類と牛乳の組み合わせが美味しくないもの事実。 牛乳の後のミカン、ミカンの後の牛乳はまずいですよね。 ミカンに含まれる酸によってコロイドである牛乳が凝固してしまうためだと考えられます。 一緒に口に入れる、すぐ後に入れるのはやめた方が良いでしょう、味覚的に。 でも、牛乳くず餅のみかんソースなんてのもあるので、いかがでしょうか?
もしくはサプリメントでカルシウム摂った後に柑橘類やクエン酸系の飲み物なんかを飲むのが良いかもしれませんね。
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Comments:2
- orz 05-06-17 (金) 16:46
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一概にマズイとは言えませんよぉ。牛乳にレモン汁入れて蜂蜜足すと、フルーティなヨーグルトのようになって美味しいです。分離してトロトロ加減が、逆に絶妙なんです!
- るん仔 06-07-30 (日) 11:12
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私も「牛乳とレモン」の実験をやろうと思ってました。ダカラ,今の実験である程度分かってよかったです。これでもっと興味をもちました。



