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満腹まで食べるとガンになりやすくなる?

  • 2005-09-05 (月) 11:22
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<食生活>満腹はがん招く? 緑茶・キャベツはよい効果

満腹するまで食べる習慣のある男性は、がん化を抑える遺伝子の働きが弱まっている率が高く、逆に、キャベツやブロッコリーなどを多く食べたり緑茶を多く飲む男性ではこの率が低いことが、東京医科歯科大(東京都文京区)の湯浅保仁教授(分子腫瘍(しゅよう)医学)らの研究で分かった。

毎食満腹まで食べるなど暴飲暴食をする人はガン抑制遺伝子の活性が低くなり、結果的にガンになりやすくなることがわかったという報告です。

食生活とガンに関する遺伝子の活性の相関が明らかになったのはこれが初めてだということです。
ガンになりやすい体質の人はガン抑制遺伝子が不活性型になっていることが多く、喫煙や不規則な生活など従来いわれていた生活習慣以外にもその要因があることを示唆する重要な報告だといえそうです。

調査は胃ガンの手術を受けた58人を対象に、入院前の食生活の調査と摘出された腫瘍の検査が行われました。 その結果、入院前に満腹まで食べていたグループ22人の45%でガン抑制遺伝子CDX2がメチル化によって不活性型になっていることが明らかになったということです。 それに対して、適度な食事の量だったグループ35人では不活性型の割合が29%でした。

さらに、ほうじ茶を飲む回数、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーのいずれかを食べる回数を比較したところ、回数が多い方が不活性型の割合が低くなることがわかりました。 食事の量だけではなく食事の質にも遺伝子の活性と関連があるという興味深い結果です。

しかし、いずれの相関についてもその分子的なメカニズムは明らかになっておらず、これからの課題となっているようです。
また、この調査は58人という小規模なものなので統計的にどれほど確かなのか怪しいような気もしますね。 徐々にサンプル数を増やして確かなものにしていっていただきたいところです。 ポリフェノール類など、抗酸化作用のある食材がどのような効果を持つのかなど、食材別の効果も明らかになるとおもしろそうです。 TVなどメディアのネタになりそうな気もしますが。

ガン抑制遺伝子の活性はガン家系と呼ばれるガンになりやすい体質とも深い関係があるので、生活習慣と食生活によってどれだけ後天的な要素によってガンを予防することができるのか、明らかにされていくと良いですね。

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