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濡れない水!?

  • 2004-04-22 (木) 5:07
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濡れない水 [骨ニュース]
濡れない水ということで,どんなだ!と思ってこの「サファイア(Sapphire)」のデータシート(pdf)みたところ,

Chemical formura: CF3CF2C(O)CF(CF3)2
Boiling point(1atm): 49.2℃
Freezing point: -108℃
Density, sat. liquid.: 1.60g/ml
Solubility of H2O in NOVEC 1230liquid: <0.001% by wt
データシートから抜粋.

という物質で,水とは別物でいわゆるフッ素系溶媒ですね. 沸点が49℃,融点が-108℃ですから常温では液体ですが,ちょっと加熱したら気化してしまいます. 比重も水の1.6倍.水にもほとんど溶けません.

フッ化系溶媒については「有機化学美術館」さんが非常に詳しく,わかりやすく説明して下さっていますので,ご覧下さい.
異能の脇役・フッ素の素顔
異能の脇役・フッ素の素顔(2)
異能の脇役・フッ素の素顔(3)
この化合物についての記述はもちろんありませんが,(2)にフッ化系溶媒についての解説があります.

液体のフルオロカーボン(フッ化炭素)類にも面白い応用があります。フッ素-炭素結合は分極(プラスマイナスの電荷がはっきり分かれている)しているため、酸素をよく溶かすのです。酸素を十分溶かしたフッ素系溶媒(下右)の中に、ラットを1時間沈めておいても平気で生きているそうで、ちょっと生物の常識がひっくり返るような話ではあります。

なんだかFF(1ですね)に出てくる「くうきのみず」をおもいうかべました. このサファイアを水槽にためて空気を供給してやれば,サカナを飼えたりするかも知れないですね. 玄関にでも水槽を置いておいて,出かけるときに忘れちゃいけないものを水槽に沈めておくなんてできたら面白そうです.

フッ素系溶媒はこの特性を利用した人工血液としての用途や,極性を持ちつつ,水には溶けないという特性を使ったフッ素化合物の分離など,さまざまな価値のある非常に面白い特性を持った溶媒です.

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trackback from ココロのブックマーク 06-09-09 (土) 22:21

濡れない水。

この前、世界一受けたい授業で、でんじろう先生がやっていた濡れない水の正体は何なのか?検索したら結構簡単に見つかりました。

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