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天文学 Archive
ピーナッツ型の彗星が見つかった
- 2008-01-17 (木)
- 天文学
Peanut-shaped comet likely formed in collision - space - 15 January 2008 - New Scientist Space

ピーナッツのように2つの球体が合体したような核を持つ彗星が見つかったという話題です。 この彗星は今回新たに見つかったわけではなく、1858年にHorace Tuttleによって発見された彗星でした。太陽の周りを13.6年周期で回っている彗星です。この彗星の核をアレシボ観測所の望遠鏡を使うことで300mという高解像度で観測することにこのたび成功し、ピーナッツ型になっていることがわかりました。
このように2つの天体が衝突してできたと考えられる天体は小惑星では発見されていますが、彗星では初めての発見だと言うことです。
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太陽風の影響で携帯が使えなくなるかも
asahi.com: 太陽が活動期入りか 携帯・ATMも障害の可能性 - サイエンス
米海洋大気局(NOAA)は、太陽が新たな活動期に入ったことを示す黒点を観測した。太陽活動はほぼ11年周期で変動しており、活動が活発になる今後数年は、携帯電話や現金自動出入機(ATM)の停止など、さまざまな電子・通信機器に障害が起きる可能性があると警告している。

太陽が新しい活動期に入り、太陽嵐が起こることで携帯電話やGPSなどの電子機器に障害が可能性が懸念されています。
突然降ってわいたような話で、しかも太陽のせいで携帯が使えなくなるかもなんてとまどってしまいますが、実は以前から地球は、というか人類は太陽風によって被害を受けているようです。
太陽活動と黒点の位置には関係があることが知られていて、太陽の北半球に出現すると新しい活動の開始の前兆と考えられ、赤道付近に黒点が現れるとサイクルの終了を示すと考えられています。新しく出現した黒点No.10981は北半球に位置しているため、新しい活動が始まる前兆であるとされ、予報によるとこのサイクルは2011〜2012年頃に極大を迎えるされています。太陽活動の予報はNOAA NWS Space Weather Prediction Centerで見られます。ちょっと見方がよくわからないけど。
黒点の位置はわかったけど、いったいなにがどうして携帯が使えなくなったりATMが誤作動したりするのでしょうか? ちょっと調べてみました。
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ブラックホールに落ちたときにどうやって生きながらえるか。
- 2007-05-22 (火)
- 天文学
How to survive in a black hole
So there you are: you discover that your spaceship has inadvertently slipped across the event horizon of a black hole — the boundary beyond which nothing, not even light, can escape the hole’s fearsome gravity. The only question is how you can maximize the time you have left. What do you do?
あなたの乗っている宇宙船がうっかりブラックホールの縁から滑り落ちてしまったとします。もちろん、ブラックホールのもつ重力からは光さえも逃げることのできません。
ここで唯一の質問は、あなたに残された時間をいかに長くするかということです。あなたは何をしますか?
もし万が一ブラックホールに落ちてしまったらどうするのが最も適切かということを解説しています。日常的にはあまりない状況ですが、いざというときのために知っておいた方が良いのではないかと思います。転ばぬ先の杖ってやつです。
一般的にブラックホールの中では景色は流砂のように見えて、もがけばもがくほど状況は悪化すると考えられています。これはロケットエンジンで逃げだそうとしても無駄なだけではなく、より速くブラックホールの中心にたどり着く助けになってしまうされているためです。
つまり、外側に向かって加速しているつもりでも中心に向かって加速してしまうと言うことですね。だから、動かないでじっとしているのが一番だというわけです。
ちなみに銀河系の中心にある巨大なブラックホールならば、中心に落ち込むまで数時間あるそうです。きっとその前につぶれてしまうだろうけど。
しかし、シドニー大学のG. LewisとJ. Kwan はこれは神話だと主張しています。これまでの解析はモデルとして、ブラックホールの縁でじっとしている状態から落ちることを想定して行われていることがほとんどで、これは現実的ではないためにこう主張しています。
たしかに、実際に落ちるときには縁でじっとしているということはあり得なく、何らかの速度を持っているはずです。ですから、万一ブラックホールに落ちてしまったら落ちる前の速度をキャンセルする方向にロケットを進めるべきだ主張しています。これによってモデルとなっている自由落下(のようなもの)に近づくことができるわけですね。
というわけで万が一、宇宙旅行中にブラックホールに落ちてしまったらあわてず騒がず直前の速度と向きを計算してそれに逆行する航海をして見かけゼロ速度にするようにしてください。そうすれば多少ですがブラックホールの景色を満喫できるかもしれません。
もちろん、落ちないに超したことはないわけですが。
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地震のマグニチュードが修正されるわけ。 そもそもマグニチュードってなんだ?
- 2005-08-25 (木)
- 天文学
地震発生の際、その規模を示す指標はマグニチュード(M)。今月16日に起きた宮城県沖の地震で地震直後に発表された速報値はM6・8。その後に修正した暫定値はM7・2で、エネルギーの大きさで約4倍も違う結果となった。どうしてそんな差が出るのか。
先日の宮城県沖地震でもそうでしたが、地震のエネルギーを示すマグニチュードは、第一報で報じられるものと最終的なものとで異なる値に修正されることが良くありますね。 そのようなことが何故起こるのかという話題です。
このようなことが起こるのは第一報では速報性を重視しているため。 震源から近い地震計のサンプル数が20と少ないこと、震源の深さを10km単位で計算するためにそもそもの解像度が低いことがあげられます。
最終的な報告ではサンプル数が40、震源の深さは1km単位で計算されます。 このために差が生まれるわけですね。
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地球シミュレータで地球の地磁気の謎が解き明かされた。
- 2005-07-18 (月)
- 天文学
地球の地磁気を厳密に再現することに、高橋太・日本学術振興会特別研究員らのグループが成功した。海洋研究開発機構・横浜研究所にあるスーパーコンピューター「地球シミュレータ」を使った。米科学誌サイエンスの最新号に発表した。
地球の核付近では融解した鉄やニッケルが対流しているために地磁気が発生していると考えられています。 この地磁気の振る舞いを地磁気の観測事実を含めて厳密に計算した結果、地磁気の発生に関する新しい知見を得ることができたという報告です。
計算は地球シミュレータを使って2年間、のべ6500時間行われました。 その結果、19世紀から続いている地磁気の減少に関して、現在の地磁気の振る舞いが地磁気の消滅にむかう際の振る舞いとは異なり、一時的なものであることが示唆されたと云うことです。
地磁気の発生の仕組み、どのようなことが起こると地磁気が消滅するのか、また極の反転がどのようにして起こるのかなど、様々なことが解ったのだと考えられます。
このような計算ができたのは地球シミュレータの計算力があってこそのもの。 これからコンピュータの速度はまだまだ速くなります。 始まったばかりの計算科学という分野がどんな謎を解き明かすのか、とても楽しみですね。
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