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科学 Archive

ブラウン運動にまつわる誤解:花粉が動いたわけじゃない

ブラウン運動にまつわる誤解 - Wikipedia

日本語で記された文献などにおいて、溶媒中の微粒子が不規則に動く現象であるブラウン運動を説明する際、「水中で花粉が動く」と記述されているケースがしばしばある。


from aimée-michelle

ブラウン運動という言葉を覚えていない方でも「顕微鏡で花粉を見ていたら不規則に動いていた」という発見の逸話を覚えている方もいるかもしれません。この有名な逸話が間違っているというお話です。

ブラウン運動とは溶媒中(液体でも気体でも固体でもかまわない)の微少な粒子が示す不規則な動きのことです。この運動は水などの溶媒分子の熱運動による衝突によって引き起こされているもので、1827年に発見され1905年にアインシュタインによってその原理が明らかにされたというものです。
わかりやすいイメージとしてはこんな感じ(要Java)
ブラウン運動の仕組み

しかし、花粉はブラウン運動をしないのだそうです。

かくいう私も完全に「花粉」がブラウン運動をしたところを観測したのだと勘違いしていました。実験をしてみたわけでもない、大きさのオーダーを考えてみたわけでもないのにまるっと信じ込んでいたので衝撃的でした。

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マゼンタは色ではない。脳が作った幻想である。

この記事は破綻しています。
この記事の検証、訂正記事を「マゼンタは色じゃない」は誤りです。に書きましたので、こちらも併せてご覧ください。
多くの方に読んでいただいたのに、間違いを含んだ記事を広めてしまい大変申し訳ありませんでした。

Null Hypothesis | Magenta Ain’t A Colour

A beam of white light is made up of all the colours in the spectrum. The range extends from red through to violet, with orange, yellow, green and blue in between. But there is one colour that is notable by its absence (click here to check). Pink (or magenta, to use its official name) simply isn’t there. But if pink isn’t in the light spectrum, how come we can see it?


from {laurie}

マゼンタはどうして見えるのか?というお話しです。

そんなもん当たり前じゃないかと思いますが、すべての色を含んでいるはずの白色光を分解してできるスペクトル(ここに画像があります)にマゼンタ(明るいピンクですね)が含まれていません。どのようにしてヒトはマゼンタを感知しているのでしょうか? というかスペクトルに含まれていない色がどうして存在しているのか。

かなりおもしろい話だと思います。

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丸裸の地球をじっくり見られる地図

Mother Earth gets undressed : Nature News

A database of geological maps of the world has been made freely available.


from Ivan Makarov

地球上にあるすべての水、土、生物、人工物を取り除いた岩石だけを見ることのできる地図が公開されたという記事です。

言うまでもなく地球は岩石でできた惑星であり、その地質は地域によって異なります。その違いは資源などがどこに眠っているのかを判断するために非常に重要な情報となります。

資源を有効に利用するために、地球全体の地質図を作成を推進するOneGeologyというプロジェクトチームに現時点で70ヶ国以上、100を超える組織が情報を提供し、作成された地質図がweb上で公開されています。

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世界一強い素材は身近にあった?

Technology Review: Strongest Material Ever Tested

Now, for the first time, researchers have measured the intrinsic strength of graphene, and they’ve confirmed it to be the strongest material ever tested.


from Mjuboy

世界で最も強い素材が見つかったという話題です。

見つかったのはグラフェン(graphene)と呼ばれる素材。正確に言うとグラフェン自体は2005年にはじめて分離された素材で、新たに発見されたものではありません。今回初めて本格的な強さの測定が行われ、これまでに測定されたどの物質よりも強いことがわかったというお話です。

グラフェン(graphene)は綴りからも想像できるように炭素からなる素材です。炭素原子がハチの巣状の網を作るように並んだ、厚み1原子分(1.42Å)のシート状になっています。こんな感じ(Graphene - Wikipedia, the free encyclopedia)です。

この素材、理科の教科書でみたことがありませんか?

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髪の毛1本でどこに住んでるのかわかる。

Your history is printed in your hair : Nature News

水道水を飲むことで、その地域固有の「サイン」が髪の毛に刻まれることがわかった。このサインを調べればその人がそれまでに住んでいた歴史を知ることができるようになるだろう。


from .Bradi.

髪の毛に残された水道水由来の水分子に含まれる同位体を調べることで、居住地を知ることができるという報告です。この成果は今後、人類学や警察の科学捜査などに応用され広く使われることになるだろうと報告したPriceらは主張しています。実際に科学捜査にはテストとしてではあるものの使われています。

同位体を用いて推定するというと考古学で用いられる放射性炭素年代測定がよく知られていますが、この方法はこれとは趣が異なるものです。
報告の手法では、身体に含まれる重水素やO18(酸素18)は水道水由来で、普段飲んでいる水に含まれる同位体量に比例するため、これらを調べることで居住地を特定しようとしています。

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