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カメレオンが色を変えるのはカモフラージュのためじゃない

BBC NEWS | Science/Nature | Chameleon colour not to blend in

The reptiles change colour for a variety of purposes - communication, camouflage and temperature control.
However, the reason why they first evolved this ability to flash bright colours was previously unclear.


from beth.armsheimer

カメレオンに代表される爬虫類が持つ、体色を変化させる能力がもともとなんのために取得されたのか明らかになったという報告です。

カメレオンといえば忍者にも例えられる「隠れの天才」で、身体の色を変えることと長い舌をつかったハンティングは非常によく知られていますね。特に身体の色を変える能力はカメレオンが代名詞になっているほどです。現在では外敵から身を守ったり、獲物を捕るときに身を隠したりする能力としてよく知られていますが、実はこの能力はカモフラージュするためにあるのではなかったようです。

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プリオンタンパク質を分解する新しい酵素が見つかった

[異常プリオン 新分解酵素を発見 九産大の満生准教授 低温、短時間で作用] / 九州のトップニュース / 西日本新聞

牛海綿状脳症(BSE)などの原因物質とされる異常プリオンタンパク質を短時間で分解する酵素を、九州産業大工学部(福岡市東区)の満生慎二准教授(41)=応用微生物学=が見つけた。異常プリオン分解の研究は国内外で進められているが、低温、短時間で作用する酵素の発見はBSEや人のクロイツフェルト・ヤコブ病の治療薬などへの応用が期待され、海外の研究機関からも問い合わせがきている。


Holy cow!
Originally uploaded by bragur

狂牛病の原因となるプリオンタンパク質を分解する新しい酵素が発見されたという話題です。これまでにもプリオンタンパク質を分解する酵素は知られていましたが、この酵素(ナパーゼと命名されています)はこれまでに知られている分解酵素に比べ低温・短時間で効果を発揮するため狂牛病やクロイツフェルトヤコブ病の治療薬に応用を視野に入れているようです。

とはいえ、治療に使うためにはまだまだ改善が必要そうです。

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トラはどのくらいの高さの壁を飛び越えられるか。

How High Can They Jump? Tiger Strength Reconsidered

トラ

昨年の12月にサンフランシスコの動物園でシベリアトラが12.5フィート(約4メートル)のフェンスを乗り越えて来園者を殺してしまうという事件が起こりました。この事件が「トラはどの程度の高さの壁を乗り越えることができるのか」について再考する発端となって、専門家による議論が繰り広げられています。

動物園や国立公園などで飼育されているトラの檻は、その多くが4メートル程度のもので、サンフランシスコの例をみるといつでも飛び越えることができる可能性があるということになってしまうのがこの議論の緊急性を高めているようです。いつでも飛び越えられるとなると怖くておちおち動物園にトラを見に行くことができなくなってしまいますから当然ですね。

ちなみに僕の記憶だと日本の動物園では檻の上側が解放されているというのはあまり見たことがないし、檻ではなく飼育されているところと見るところの間に深くて長い溝があるという形式がほとんどだと思います。あくまでうろ覚えのイメージなので適当なことをいっているかもしれませんが。

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動物園生まれのヘビが毒ガエルを食べない理由は?

見つめあっても大丈夫 ヘビとカエルが同居 上野動物園

カエルは3センチほどのマダラヤドクガエル36匹。生息地の中南米では、外敵に食べられないように皮膚から毒を出す。かたやヘビは体長140センチの南米原産種だが、日本生まれのエメラルドツリーボア。野生で育っていないヘビがカエルを襲ってしまうのか、共存できるのかの試みだ。

上野動物園で始まった展示の記事です。
生まれも育ちも動物園のエメラルドツリーボアがはじめてみる毒ガエル、マダラヤドクガエルを普通のカエルと同じように食べてしまわないかどうか実験してみようという展示です。

結果、はじめてでもあの毒々しい模様のカエルを食べることはありませんでした。
さて、これはなぜなのでしょう? ちょっと考えてみました。

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カエルは海を渡って進化していった。

Froggy Went a-Rafting

Instead of hopping from Central and South America, frogs arrived in the Caribbean islands by raft, the authors of a new genetic study argue. Frogs made the trip only 50 million years ago, the researchers report, and as the land bridges to the mainland had disappeared by then, the little amphibians must have traveled by sea, most likely on floating mats of vegetation.

カリブ海の島々に生息するカエルは中南米から陸づたいに跳ねてきたのではなく、プカプカと海を浮かんで渡ってきたのだと報告された。カリブの蛙たちはたったの約5000万年前に島に渡ったと考えられ、このときにはすでにカリブの島々は大陸から離れていた。すなわち、カエルたちは海を渡らざるを得なかったはずであり、植物をイカダのようにしてわたったと考えるのが最も妥当だ。

カリブ海の島々にすんでいるカエルが中米から海をわたって島に移住していたことがわかったという報告です。

中米とカリブの島々に生息している約800種類のカエルは一つの属(Eleutherodactylus)に分類されています。しかし、これらのカエルにはそれぞれ独特な斑点があることから、これまで行われていなかったカエルの進化的な解析を行って、地理的に隔離されているカエルたちの関係を決定しようと試みています。

解析では300種のカエルから5種類の遺伝子を取り上げて、中米に生息するカエルとカリブの島々に生息するカエルとが進化系統樹上で異なる位置にあることを明らかになったということです。
さらにカリブのカエルたちは他の場所に生息しているのカエルグループよりも互いに非常に近縁でした。このことは島々のカエルが1つの祖先から進化したことを意味していて、子孫たちは島から島へと海を渡ったことを示していると研究者らは考えています。

そして驚くべきことに、カエルたちの移住は5000万年前で、このときにはすでに島と大陸の間に陸地がなかった。すなわち、カエルたちは海を渡る必要があったということだということです。
当然、淡水で生きるカエルたちには海を泳いでわたることはできないし、そんなことをしたら乾いて死んでしまいます。研究者らはカエルたちは腐った葦のような植物の束、またはその根に乗って移動したのだと考えているようです。

そんなに都合の良いことがあるのかどうかわからないのですが、両生類進化の専門家であるFranky Bossuytは「おそらく雨水を保持した蘭科の植物、または腐った丸太の中に卵か成熟した個体が便乗することができたのではないだろうか」としています。

本土から島へ1回きりなら理解できますが、島から島への移動も何回にもわたって行われていたということで、ちょっと考えにくいかなという印象もあります。しかし、移動していたということは遺伝学的に事実っぽいので、もっとある意味で必然的な移動方法があったのではないかという点に目が向けられるのではないかと思います。

ところで、カエルというと緑色で池に住んで蓮の葉の上に乗っかっているイメージが強いですが、そういうのは全種類の中では比較的まれな種類だそうです。実際にはジャングルや高地に生息していて、1cmそこらでカラフルなものが大部分のカエルなんですね。
このような環境で生息しているなら、古木の中でじっとしていたりしていて海に流されるというシチュエーションも考えられなくはないという感じなのかもしれません。

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