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クラゲ構造という新しいバクテリア細胞運動の装置が発見された。

新しいバクテリア細胞運動の装置を発見(マイコプラズマ滑走運動の装置、”くらげ構造”)

これまで見いだせなかった細胞骨格様構造を発見することに成功した(図4,5)。「くらげ構造」と名づけたその構造を画像処理により解析し、変異株を用いることで滑走運動との関係を示した。また、10種類の構成たんぱく質を新たに同定した。
本研究の成果は、(1) マイコプラズマ滑走運動の解明、(2) まったく新規の細胞内構造の発見、という2つの観点から重要な意味を持つ。

マイコプラズマ肺炎の原因となる細菌としてよく知られているマイコプラズマがこれまでに発見されていたどの移動方法とも異なる装置を持っていることを明らかにし、この装置をクラゲ構造と名付けています。

以前からガラス面などに張り付いたまま滑走するように移動することが知られていました。論文の著者のページで滑走運動の様子がみられます(真ん中へん)。この滑走運動はマイコプラズマに独特のもので、他の細菌(大腸菌や古草菌など)が持っているべん毛や線毛を用いた運動とは違うことがわかっていました。また、マイコプラズマはゲノム解析も進んでいてこの結果からべん毛や線毛、分子モータと呼ばれる既知のタンパク質を持っていないことも明らかになっていました。

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